地盤ネットホールディングスおよび当社グループ社員は、一人ひとりが社会に対する基本的は責任を自覚し、コンプライアンスを遵守することで、社会から愛され信頼を得る企業として、全てのステークホルダーから評価頂ける企業価値の向上にに積極的に貢献することを目指しています。

地盤に関する知識の普及啓発活動

1.普及啓発団体の支援
一般社団法人地盤安心住宅整備支援機構に対する支援活動を行っています。
2.情報発信
土地選びにおいて必要となる地盤に関する知識を知っていただくためのセミナー開催等を行っています。

誠実な企業活動

1.法令遵守
企業活動の展開にあたり法令および社内のルールを遵守し、社会倫理に従って行動することはもとより、社会の調和・共存という観点から基本的な行動規範、「コンプライアンス規程」を定めて活動しています。
生活基盤である住宅を支える「地盤」事業に携わる社会的意義を深く理解し、建設基準法および国土交通省令を始めとする関係法令を遵守すること、ならびに日本建築学会等の各種団体が示す指針および瑕疵担保保険法人による基準に則った業務を行うことを徹底しています。
コンプライアンスの本質
コンプライアンスの本質
技術者・企業の顧客に対する姿勢のあり方
技術者・企業の顧客に対する姿勢のあり方
2.情報セキュリティ
お客様の個人情報を含む全ての情報資産を、適切に保護・管理・活用するために、「個人情報管理規程」ならびに「機密情報管理規程」を確立し活動しています。
これにより、法令・規範の遵守を基本とした企業倫理の更なる向上と、情報資産の会社内外に対する安全性・信頼性の確保と維持に努め、情報セキュリティ水準の向上を通じて地盤業界の一端を担う企業としての役割と責任を果たします。
3.反社会的勢力排除
地盤ネットは、暴力団をはじめとする反社会的勢力との一切の関係を遮断し、企業で働く従業員を標的とした不当な金銭その他の経済的利益の要求や企業そのものの乗っ取り等、従業員や株主を含めた全ての関係者に多大な被害をもたらす危険から守るため、「反社会的勢力排除規程」を設け、いかなる場合においても、取引関係を含めて反社会的勢力との一切の関係を持たず、反社会的勢力による不当要求は拒絶し資金提供は絶対に行わない体制を確立しています。

当社は、地盤解析会社に対する公共の信頼を維持し、
地盤解析会社の業務の適切性および健全性を確保するため、
以下の基本方針に則り反社会的勢力への対応に取り組みます。

  1. 当社は取引関係を含めて、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力とは一切の関係を持ちません。
  2. 当社は反社会的勢力への資金提供は決して行いません。
    また、いかなる場合であっても、決して反社会的勢力との裏取引を行いません。
  3. 当社は反社会的勢力には、経営トップ以下、組織全体として対応するとともに、
    反社会的勢力による不当要求に対応する従業員の安全を確保します。
  4. 当社は平素から、警察や暴力追放運動推進センター、弁護士等、外部専門機関との連携関係を構築します。
  5. 当社は反社会的勢力による不当要求に対しては、民事と刑事の両面から法的対応を行います。

付則

  1. 本方針の改廃は、取締役会の承認を得て行うものとする。
  2. この方針は、平成23年12月20日より施行する。

環境への配慮

1.過剰工事の削減
地盤ネットは地盤改良工事そのものを否定している訳ではありません。改良工事が必要な土地は、数多く存在します。過剰な地盤改良工事は減らすべきですが、必要な改良工事を行わずに不同沈下を起こすようなことがあってはなりません。
地盤ネットの活動は、地盤の調査・解析技術の向上により、地球環境に優しい最適な地盤を普及させること、そして住宅建築における安全性の確保を追求していくことです。これからも最適な地盤で地球に優しい家づくりの普及を推進していきます。
2.六価クロムの発生抑制
地盤改良工事に使用されるセメント系固化材は、発がん性物質である「六価クロム」を発生する恐れがあるとして、公共工事に関して使用に規制があります。平成12年3月24日、建設省(現:国土交通省)は、「セメント及びセメント系固化材の地盤改良への使用及び改良土の再利用に関する当面の措置について」の通知を発出し、直轄事業について六価クロムの溶出試験を行うよう求めました。
しかし、民間工事においてはこのような規制はなく、六価クロム溶出試験は行われていないのが現状です。家族の安全のために地盤改良工事を行うことで、逆に家の下に発がん性物質(環境汚染)の危険性を生み出すのは望ましいことではありません。地盤改良工事を実施する企業様に対しては、六価クロムを発生させない材料、工法を用いるよう要請しています。

社会への貢献

1.地盤に関する無料相談窓口
現在、家を建てる多くの方(消費者)が、土地を購入し、建築プランができた後に、はじめて地盤調査を行うという順番で家を建てています。そのため消費者は、地盤の良しあしが分からないまま、土地購入の判断や建築契約をし、結果として、契約後に「工事費用が追加で必要といわれた」「災害リスクがある事を知らなかった」など、消費者側が不利益を被ってしまうことが少なからずあります。
そのような不利益解消のために、無料の相談窓口を設置しております。
2.地盤データベース
地盤に関する様々な情報をまとめて、一つ地図上で確認できる地図システムを無料で公開しております。